早朝にトランプ大統領がツイッターで「3月1日に予定していた中国に対する関税引き上げを延期するだろう」「習近平国家主席との会談を予定」などと発言したことで円は全面安となった。ドル円は111円台へ、クロス円も全面高となるなどリスクオンの動きが一斉に強まっている。

昨日の東京市場の早朝に米中貿易協議が大きく前進したことでトランプ大統領が3月1日の対中関税引き上げを延期すると発言。ただ、東京市場ではある程度想定されたのかドル円は小動きとなった。ただ、上海総合指数は大幅高となったことから欧州市場でも各国株式市場は上昇。クロス円全般に買いが入り始めた。
NY市場に入りNY株式市場が三指数ともに上昇して始まるとリスクオンの円安が一気に高まりドル円は111円台に上昇。今年最高値となる111円13銭を上抜き111円23銭まで買われた。米中通商協議進展から関税引き上げが延期されたことを素直に好感。中国を中心に世界的な景気減速懸念が後退したことで円が全面安となった。
クロス円が全面高となりユーロやポンドが対ドルでも押し上げられたことでドル円の上値が結果的に抑えられている。
しかし、これまで株価の上値を抑えていた米中通商協議や政府機関閉鎖、そしてFRBの利上げといった懸念が全て解消されたことで市場に楽観的な見方が広がった。

今後の市場の注目は米国経済指標やFRBの金融政策に移り始めるだろう。
今日のNY時間には住宅着工件数などの住宅関連の指標発表がある。また、24時にはパウエルFRB議長の議会証言もあり注目が集まる。
バランスシート縮小の具体的なスケジュールが言及されるようなら株価の一段の上昇が見込める。反対に、最近の株高に対して議長のこれまでの緩和政策への内容に変化があるようなら株価が一時的に下振れする可能性もあり注意が必要だ。
ただ、株式市場は調整を伴いながらも目先緩やかな上昇トレンドが継続する可能性が高いとみており、ドル円クロス円ともに押し目買いのチャンスを狙いたい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
Source: かざみどり

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