FOMC議事要旨がハト派的であったものの緩和期待は一巡。この日発表された米経済指標は予想を下回るものが相次ぎNY株式市場は利益確定の売りに押された。しかし、米中協議への期待などから楽観的なセンチメントは変わらず調整一巡後は再びリスクオンの円安が進むとみる。
昨日の東京市場では米中通商交渉において「知的財産権や為替などで6つの覚書が準備されている」と報じられたことで株価は上昇に転じた。ただ、閣僚級協議の結果を見極めたいとの見方もあり小幅にとどまるとドル円も110円後半で上値が抑えられた。
欧州市場ではこの日発表されたユーロ圏PMIが予想を下回りユーロが失速。
NY市場ではフィラデルフィア連銀製造業景気指数が-4.1と予想の+14を大きく下回った。また、耐久財受注や中古住宅販売、そして製造業PMIなどが軒並み予想を下回る結果となったことからドル売りが強まった。
NY株式市場も三指数ともに4日ぶりの反落となったものの、米長期金利は上昇。市場は経済指標の悪化は政府閉鎖期間のなかで米中協議への懸念や年初にかけて株価が下落していたことなど特殊要因との見方もあった。暫く経済指標の結果を見極めたいという意見も聞かれる。FOMC議事要旨ではバランスシートの終了時期が示されたことでこれ以上のハト派的なものは出ないとの見方も株価を押し下げた。
しかし、米中協議の進展や緩和姿勢の継続などが楽観ムードを広げていることに変化はなく、調整が一巡すれば再びリスクオンの円安が進むとみている。

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Source: かざみどり

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