JFXMATRIX TRADER

連休明けNY市場では株式市場が落ち着いた動きを示すなどリスクオンの円安が進行。一方で、米中貿易協議期待と同時に中国人民元の安定維持が要求されたことでドルは全面安。円安とドル安の綱引き状態が続く中でドル円の値幅は限定的。本日のFOMC議事要旨に注目が集まる。
昨日の東京時間に黒田日銀総裁が「物価目標達成に必要なら追加緩和を検討」と発言したことでドル円は上昇に転じた。また、この日はRBA議事要旨が市場の予想よりもハト派的ではなかったことで豪ドルは上昇したもののその後は上値の重い展開が続いた。
欧州市場ではユーロやポンドに対してドル売りで始まったものの、欧州株価が軒並みマイナスとなったことでユーロは下落。一方、ポンドは21日のメイ首相とユンケル委員長との会談を控え期待の高まりから底堅い動きで推移。ドル円も底堅さを維持する中で110円82銭まで買いが進んだ。
連休明けのNY市場では株式市場が下落して始まると円買いが進みドル円は下落に転じた。
また、米中貿易協議で米国側が中国に対して人民元の安定維持を要求したことが伝わるとドル売り元高が進んだ。日米通商協議でも日本に対して為替圧力がかかるとの見方も高まりドル円は110円50銭まで押し戻された。
ただ、その後NY株式市場が三指数ともにプラスに転じたことでドル円やクロス円が上昇。
連休明けのNY市場で株価が上昇して引けたことで市場の不安は後退。リスクオンの流れは継続するとみる。
本日はFOMC議事要旨が公開される。
市場の注目はFRBのバランスシート縮小の終了時期と、利上げ継続への意見があったかどうかに集まる。
市場は既に利上げ終了との見方を織り込んでいるだけに、もし一時的な停止ということが示されるようなら株価が下落。一方、ドル高の動きも強まることになる。
結果的にドル円はどちらにしてもドルと円の綱引き状態が続くことから値動きは限定的となる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
Source: かざみどり

スポンサーリンク
おすすめの記事