市場の懸念材料である米中貿易協議進展や米政府機関閉鎖が回避されるとの期待が高まりアジアから欧州、そして米国株式市場が全面高。リスクオンの円安とともにドル安が強まりドル円は小幅な動きにとどまった。
連休明け東京市場では日経平均株価が大きく上昇。米中貿易協議が進展するとの期待が高まったことから今年最大の上げ幅となった。ドル円もリスクオンからの円安が進み今年最高値となる110円65銭に上昇。その後利食い売りが出たものの欧州市場にかけて再度110円65銭の面合わせとなったが再び押し戻された。
欧州各国株式市場が軒並み上昇。ユーロやポンドの上昇に合わせてドル売りが強まったことでドル円は上値を抑えられた。
NY市場では株式市場が三指数ともに大きく上昇。トランプ大統領が「政府機関の閉鎖はないだろう」と発言。一方、「今のところ3月に習近平主席と会談する計画はない」としたものの、「対中関税の引き上げ開始は3月1日の期限からずれても構わない」と発言。
結果的に市場はポジティブ材料と受け止め株価を押し上げた。
一先ず新予算の暫定案に基本合意し、15日のつなぎ予算切れは回避されたもののメキシコの壁を巡る攻防は依然として継続。米中協議も閣僚会議に移るものの、今後中国の構造問題を巡り米中の隔たりを埋めるには時間が必要だ。
好材料と悪材料が交互に現れる度に市場は一喜一憂するものの、ここにきて楽観的なセンチメントが優勢となっている。
昨日パウエルFRB議長は「米経済は堅調」「失業率は50年ぶりの低水準」「米国は国家レベルで最大雇用に近い」など、好調な米国労働市場をアピール。
雇用問題はFRBの最重要課題でもあるだけに、今後も米経済への期待の高まりが相場の下支えとなる。
紆余曲折はあるものの、当面はリスクオンの円安とドル安の動きは継続するとみる。

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Source: かざみどり

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