JFXMATRIX TRADER

今週開かれる米中貿易協議への期待の高まりからドル円は上昇。懸念された春節明け中国株式市場も堅調な地合いとなったことから市場に安心感が広がった。一方、英国経済指標の悪化やブレグジット懸念からポンドやユーロが下落。全般にドルの押し上げ要因となった。
週明けアジア市場では東京市場が休場の中でドル円は堅調な地合いで推移。また、懸念されていた春節休暇明けの上海総合指数も上昇して終了。11-13日の米中貿易次官級協議や、14-15日閣僚会議への期待から市場に安心感が広がった。
欧州市場ではポンドやユーロが下落してスタート。この日発表された英国10-12月期GDP速報値や鉱工業生産、そして製造業生産がそれぞれ予想を下回る弱い結果となったことで英景気先行きを懸念したポンドは売りが膨らんだ。ユーロは米中協議進展期待から米長期金利が上昇したことでドル高によるユーロ売りが散見。ドルが全面高となりドル円は心理的な節目となる110円を上抜け損切りを巻き込みながら110円28銭まで上昇した。
NY市場ではコンウェイ大統領顧問が「トランプ大統領が習近平主席と近く会いたがっている」、貿易協議合意に関しては「完全に近づいているように見える」と発言したことが伝わり株価が上昇。
ドル高と同時にリスク回避の後退による円安が進行しドル円は昨年末に付けた高値となる110円47銭まで上昇しそのまま高値圏での引けとなった。
市場は悪材料の後の好材料といった繰り返しの動きが続いている。ただ、米中協議やブレグジットの長丁場の中での短期的な材料で右往左往しているだけにすぎない。
今週は14-15日の米中閣僚級会議への期待の一方で15日の米政府機関閉鎖再開への懸念やブレグジットを巡るリスクは依然として残る。
暫く先週までの米長期金利低下への反動やリスクオンの円安が進みやすい地合いが強まりそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
Source: かざみどり

スポンサーリンク
おすすめの記事