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先週は欧州景気減速懸念や米中貿易協議への期待が後退したことなどからクロス円全般に売りが強まった。リスク回避の円買いと同時にドル高が進んだことでドル円は狭いレンジ内での動きが続いた。今週は米中協議や米国経済指標などを睨みながら下落の反動が強まる可能性もあり注目。
先週は前週末の米雇用統計やISM製造業景況指数が予想を大きく上回る結果を好感。ドル円やクロス円は堅調な地合いで始まった。しかし、トランプ大統領が関税引き上げ期限となる2月末までに習近平主席と会談することはないと発言。これを受け米中協議が難航しているとの見方が広がった。
また、欧州景気見通しが下方修正されたことが重なりNY株式市場が大きく下落。
その後も豪州や英国でも軒並み成長率の下方修正となったことでユーロやポンド、そして豪ドル等が対ドル対円で下げが急速に進んだ。
結果的にクロス円全般が下落したことでドル高と円高が同時に進行し、ドル円は109円台での狭いレンジ内での攻防が続いた。
今週は中国市場が春節を終え市場が再開。世界的な景気減速懸念を背景に中国株式市場が軟調な地合いで始まるようならリスク回避の円買いに反応しやすい。
ただ、今週から米中閣僚級貿易協議が開催され、再び期待が高まればドル円やクロス円の反転が見込める。
一方、15日はつなぎ予算期限が切れ再び政府機関閉鎖となればNY株価の下落と円買いに動く可能性も残る。
ただ、政府機関の閉鎖や米中貿易協議への警戒感などのリスクを市場は大分織り込んできている。
週前半でドル円やクロス円の底値が確認されるようなら打診的に買いを入れていきたい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
Source: かざみどり

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