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先週はFOMC会合での予想以上のハト派的内容を受けドル安株高が進んだ。一方で米中貿易協議に進展がみられ、米雇用統計やISM製造業指数が予想を上回る好結果となり円安も進行。今週は重要イベントが通過したことでリスクオンの円安が継続する可能性が高いとみる。
先週末に発表された米12月雇用統計は雇用者数が30.4万人と予想の16.5万人を大きく上回った。平均時給も3.2%と6カ月連続で3%台の伸びとなったことからドル買いで反応。
しかし、失業率が3.9%から4.0%に上昇し前月分も31.2万人から22.2万人に下方修正されたことでドルは押し戻された。
その後発表された米1月ISM製造業指数が56.6と予想の54.2を上回ると再びドルが上昇。NY株式市場も米中協議への懸念が後退し、好調な米企業決算を背景に落ち着いた動きが続いた。
先週はFOMC会合でハト派的な内容が示されたことでドルが全面安となった。また、英国ブレグジットを巡り議会で修正案採決が行われたものの依然として問題解決には至らずドル円も一時108円ミドル付近に下落した。
しかし、米中貿易協議では中国からの歩み寄りが見られ、過度で悲観的な見方が後退。
米中協議、ブレグジットなど依然懸念材料は残るものの米政府機関閉鎖解除や重要イベントが一先ず終了したことで、市場に安心感が戻り始めている。
米国経済指標は概ね予想を上回るものが目立つ中でNY株価の上昇継続によるリスクオンの円安が進行しやすい状況となった。
今週は中国が春節で休場となるなかで米国非製造業ISM や米政府機関閉鎖によりこれまで先送りされていた米経済指標が発表される。また、米企業決算の結果など先週に引き続き好調な米経済を示すものとなればドル円やクロス円の更なる上昇に繋がる。
今週は豪州中銀RBAやカナダ中銀BOCの政策会合が開かれる。
先週から底堅い動きがみられるカナダや豪ドルに一段と買いが強まればクロス円全般を押し上げるきっかけともなる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
Source: かざみどり

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