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昨日はECB理事会が開かれドラギ総裁のハト派的な発言で一時ユーロが売られたものの織り込み済みで反発。NY市場では米中貿易協議への期待感とともに不安も残る要人発言などもあり方向感の乏しい動きが見られた。
昨日の東京市場では前日のNY株式市場が三指数ともに上昇して終了したものの上下に激しい動きとなったこともあり慎重な地合いで始まった。市場全体に落ち着きを取り戻す中でドル円はじり高となったがECB理事会を控え値動きは限られた。
欧州時間に発表されたユーロ圏PMIは製造業やサービス業ともに予想を下回り5年半ぶりの低水準となったことでユーロ売りが先行。一方ドル買いも同時に強まるとドル円は109円80銭まで上昇した。
その後ECB理事会が開かれ政策金利を0%に据え置くことを決定。その後ドラギ総裁が「地政学要因や保護主義の脅威、新興国市場の脆弱性、金融市場のボラティリティーに関する根強い先行き不透明性により、ユーロ圏の成長見通しを巡るリスクは下向き」などとハト派的な発言がみられたことでユーロは下落。しかし、市場は既に織り込み済みとなっていたことからすぐに反発に転じた。
NY市場ではロス商務長官が「米中貿易問題解消には程遠い」と発言するとドル売りが先行。ドル円はこの日の安値となる109円43銭まで売り込まれた。
その後、クドローNEC委員長が「トランプ大統領は中国との貿易協議について楽観」「1月の雇用統計は著しい伸びが示される」などと発言したことでドルは反発。
NY株式市場はまちまちな結果となったものの大きな動きは見られず落ち着きを取り戻した格好だ。
結局どちら着かずで決定的な材料が見当たらず市場は方向感の掴みにくい相場展開となった。
来週の米中貿易協議や米ハイテク企業決算、そしてFOMCや米雇用統計などを控え目先もみ合い相場に入る可能性が高い。

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Source: かざみどり

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