米中貿易摩擦懸念が広がり前日下落したNY株式市場はこの日三指数ともに上昇に転じた。
ブレグジットを巡り合意無き離脱が回避されるとの見方や日銀が緩和政策継続を改めて示した。しかし、不安定な株式市場はまだ続いておりドル円も上値を抜くにはまだ時間がかかりそうだ。
昨日の東京市場では米国が中国提示の準備会合案を拒否したとの報道で株価が下落したことを受け日経平均株価も安く始まった。しかし、日銀会合を控え買い戻しの動きが強まるとドル円は上昇。黒田総裁は物価見通しを今回も引き下げ、緩和政策の継続を改めて示した。
欧州市場ではポンドが上昇。ブロードベントBOE副総裁が中立金利上昇の可能性を示唆。
また、労働党のジョンマクドネル議員が来週の議会採決で党として正式に修正案を支持する考えを示したこともポンド買いに繋がった。
NY株式市場ではダウが一時300ドル上昇した後マイナスに転じたものの最終的にプラスで引けている。再びアップダウンが激しくなってはいるが全般に悲観的なセンチメントは後退。リスクオンの円安が進んでいる。
本日の注目ポイントはECB理事会に集まる。
最近の欧州経済指標は冴えない結果が多く、景気減速懸念や貿易摩擦、そしてブレグジット問題などに対してハト派的な姿勢が示される可能性が高い。
ユーロの下落が強まればクロス円全般に影響を及ぼし一時的に円高が強まる可能性が高い。株式市場は過度な懸念を背景に急落が続いた反動で上昇しているものの、依然として不安定な動きがみられる。
ドル円やクロス円も底堅さを示しているものの、一時的な下振れリスクには注意したい。

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Source: かざみどり

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