先週はNY株式や原油価格が大きく上昇するなど年初の急落などからの反発がみられた。米中貿易摩擦への過度な懸念が後退しFRBの利上げ打ち止め期待が背景にある一方でハードブレグジット、政府機関閉鎖の長期化など悪材料は残る。今週はそれらの問題を乗り越えながら一段のリスクオンの動きが強まるとみている。
先週末のNY市場ではユーロのまとまった売りが入りドルは全面高。ドル円は108円60銭まで上昇した。しかし、NY株式市場が反落して始まると米長期金利が低下。ドルも全般に売りが強まりドル円も108円30銭付近まで押し戻された。
しかし、米中貿易摩擦への懸念の後退やFRBの利上げ打ち止め観が広がる中で小幅な下落にとどまった。
この一週間で大きく反発した株式や原油市場の調整的な動きに対する週末特有の調整が入ったとみる。
今週は米国企業決算が本格化するが既に株式市場は昨年末の下落で悪材料を織り込んだ可能性が高い。また、15日は英国議会におけるEU離脱案の議会採決で否決される可能性が高いとみられる。ただ、先週末に英紙が「3月29日の離脱期限が延期される可能性が高い」など、複数の閣僚の予想が掲載された。万が一否決されたとしても既にマーケットは織り込んでおりポンドの下値は限定的とみる。
政府機関の一部閉鎖が長期化していることも新たな材料にはなりにくく、今週は先週の流れを継いで株式や原油、そして米金利などの上昇が継続するとみている。
ただ、昨年末からの激しい株式市場の動きにより市場は大分傷ついていることからちょっとした材料でセンチメントが一転しやすい。
慎重ながらもドル円クロス円の反発を見込んだ押し目買いを入れていきたい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
Source: かざみどり

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