JFXMATRIX TRADER

今は株の下落局面という見立てが多いかもしれませんが、兼ねてより欲しかった銘柄が予算内に収まったので買い付けました。

そこで、今回はこの銘柄の簡単な紹介と、何故この銘柄への投資を決めたのかをまとめます。
数字は決算短信四半期報告書から取りました。

JXTGホールディングス概要

ルーツを辿ると、2010年に新日本石油と新日鉱ホールディングスがJXホールディングスの完全子会社になった事に端を発します。
そこから商号変更や東燃ゼネラル石油の株式交換などを経て今の体制に落ち着いています。
ガソリンスタンドのENEOSなどは、皆さんよく街中で見るでしょうし、ENEOSでんきや、東燃ゼネラルのmyでんきなどは電力自由化の折に検討した方も多いのではないでしょうか。

財務状況

損益計算書

2019年3月期
2018年3月期
売上高(百万円)
5,429,567
4,684,562
営業利益(百万円)
441,201
195,363
営業利益率(%)
8.1
4.2
税引前利益(百万円)
424,140
181,774
当期純利益(百万円)
285,053
123,329
四半期利益率(%)
5.3
2.6
同年前月比と比較し、営業利益も純利益も倍増しています。
背景には、会計期間中の原油価格の上昇や、それによる在庫評価の影響、培地事業の売却があるみたいです。
決算短信によると、それだけではなく利益構造の改善の理由は、製造・購買・供給などの効率化、だそうてす。
各セグメント別には以下のようになってます。
2019年3月期売上高(百万円)
2019年3月期営業利益(百万円)
利益率(%)
エネルギー
4,642,859
343,708
7.40
石油・天然ガス
70,774
35,564
50.25
金属
516,477
40,637
7.87
全売上の約8割をエネルギー事業に依存する構造になっています。
カナダのシングルード・オイルザンドプロジェクトの全保有権を売却した事による突発利益が石油・天然ガス事業に発生している事は留意する必要があります。
事業の売り買いが多分に含まれるため、本来の実力は前年同月比と今季の間、どちらかというと前年寄り、くらいだと思っておけば大外れはしないのではないかと考えます。

バランスシート

30年12月期
流動資産(百万円)
3,907,750
固定資産(百万円)
5,019,270
資産合計(百万円)
8,927,020
流動負債(百万円)
3,266,925
固定負債(百万円)
2,473,954
負債合計(百万円)
5,740,879
資本合計(百万円)
3,186,141
自己資本比率(%)
36
流動負債比率が1を超えていることを考えると、資金繰りにそこまで苦労している感は受けません。
少なくとも今日明日どうにかなる事はないでしょう。

他業種と違い、事業内容がエネルギーという、我々の日々の生活のある種生命線である以上、これについてはこれくらい手元に流動資産を置いておく必要はあると考えます。

キャッシュフロー計算書

とりあえず第二四半期のフリーキャッシュフローは減少に転じており、その理由が上にも書いた原油価格の上昇などによるものとしています。
また、参考資料から読み取ると、フリーキャッシュフローが今季は5900億円程度は見込めるようです。
最終的には7200億くらいまでは行くあてはある模様です。
外部環境にかなり振り回されるのがこの業界の常だと思うので、最後は蓋を開けてみないとわかりませんが…

その他指標

予想一株利益::127.39円
一株配当:20円
配当利回り:3.52%(2018年12月21日時点)

投資判断の理由

代替エネルギー研究への姿勢

こちらのページにもありますが、CMでも良く水素ステーションの宣伝をこの会社はよくやっています。
石油に変わるエネルギーとしては課題も多いですが、元々のガソリンスタンドのシェアが5割程度ある事を考えると、他社も開発をしているとしても、スタートダッシュの時点では有利に働くと判断しました。

将来性

一株利益が予想ベースで120円くらい。
配当が一株あたり20円。
今季はある程度下駄を履いているとはいえ、配当性向はまだまだたったの17%です。
今後の安定配当を望む上では十分な余地があると考えてもいいのではないか、そのように判断しました。

まとめ

エネルギー株はどうしても国際情勢や外部環境に振り回される側面はありますが、それでも各種指標を見ておもしろいと判断し、今回は投資判断を下しました。
今は株の下落局面と考えられるので、無理のない範囲で投資判断を下してもらえればと思います。
この記事が何かのお役に立てば幸いです。

Source: 積立投資健忘録

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