先週のNY株式市場はクリスマス休暇を前にしても更なる株価下落が加速するなど週を通してクロス円が大幅安となった。FOMCでは予想よりもタカ派的な一方で世界的なリスクを背景に米経済への懸念が高まるなど市場の不安心理を払しょくさせることはできなかった。
先週末のNY市場では最初株価が上昇して始まったものの、米経済への先行き懸念や政府閉鎖への警戒感から下落。クリスマス休暇前のポジション調整とみられる売りも見られ、株価の下落に歯止めがかからない状況が続いた。
株価の下落に伴いクロス円が下落幅を加速。ドル円は再び110円を伺う場面も見られたが、一方でドル高の動きも強まり結果的に111円台前半での引けとなった。
米中貿易摩擦、英国のEU離脱での落とし場所が見えないといった不透明感、そしてトランプ大統領の側近が次々と解雇され、メキシコ国境の壁建設問題でつなぎ予算を巡り政府機関の閉鎖など市場の不安感を助長するものばかりが目立つ。
今週前半はクリスマスということから世界の主要なマーケットは休場となるため一先ずパニック的な株価下落は回避されそうだ。
しかし、政府機関の一部の閉鎖などで株価が下げ止まりを見せないようなら薄商いの中で更なるリスク回避のドル高円高の動きが強まる可能性が高い。
結果的にドル円の綱引き状態が続き値幅自体は限られそうだが、クロス円の売りが加速するようならドル円も一段の下げが予想される。
ただ、米経済への悲観的な見方が過剰に偏り過ぎているだけに、その反動もいずれどこかで入ることになる。
目先はこの弱気相場が反転する兆しはみられず、マーケットの流れに逆らわずについて行きたい。

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Source: かざみどり

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