JFXMATRIX TRADER

注目のFOMC会合では利上げや来年の金利見通しは予想通り。一方パウエルFRB議長の発言はややタカ派的との見方が広がり株式市場は急落したもののドル買いが先行。市場を注視しながら全般に慎重な言い回しが目立った。
昨日の東京市場では前日のNY株式市場が大幅安となったことから日経平均株価が下落。ドル円は上下に振らされる場面も見られたがFOMC会合を控えその後は112円ミドル付近でのもみ合いが続いた。
欧州市場ではヨーロッパ委員会がイタリア予算案を承認したことで安心感が広がりユーロが堅調な地合いで推移。
NY市場ではイタリア予算案承認などの動きを背景に株式市場は堅調な地合いでスタート。
NYダウは一時400ドル近い上昇となった。
FOMC会合では、政策金利を現行の2.25%から2.5%に0.25%引き上げることを決定。声明文では「更なる段階的な利上げ」を「いくらかの更なる利上げ」に変更。また、「世界経済や市場の動向を注視し、経済見通しの影響を分析する」とし、市場への配慮がみられた。
金利見通しでは19年の利上げ回数を前回の3回から2回に引き下げられるなど予想通りとなった。20年は1回を据え置いたが長期見通しでは3%から2.75%に引き下げられたことで打ち止め感が広がった。この結果ドルは全面的に買いが入ったものの株式市場は一転して下落。経済鈍化への懸念が広がり大幅安となった。
FOMCでは全般にタカ派とハト派をバランスよく示したように見えるが、株式市場は過剰に反応している。
それだけ今後の動きが不透明ということだろう。
為替市場にとってもブレグジットや貿易摩擦などの今後の動向が見えてこないことから方向感が見えない。
今年最後のビッグイベントが終了したことで、徐々に落ち着きを戻し円安の動きが強まるとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
Source: かざみどり

スポンサーリンク
おすすめの記事