今週のFOMC会合では利上げがほぼ決定的かと思われたがトランプ大統領やNTC委員長のけん制発言でドル売りが先行。一方、NY株式市場は予想を下回る経済指標の結果やイールドカーブのフラット化などで急落。ドル安と同時に円高が進みドル円は大幅安となった。
週明け東京市場では日経平均株価が予想外に上昇したことを受けドル円クロス円ともに底堅い動きで始まった。
欧州市場でもこの傾向は続いたがNY時間に発表された米12月NY連銀製造業景況指数が10.9と予想の20.6を大きく下回った。その直後に発表された12月米NAHB住宅市場指数も56と予想の60を下回ったことでドルが下落。
NY株式市場も軟調な地合いで始まると米長期金利も低下。ドル安が進む中でトランプ大統領が「ドルが非常に強く、インフレも見られず国外情勢が混乱する中でFRBはなお追加利上げを検討している」とつぶやいた。
また、ナバロNTC委員長も「FRBは今週のFOMCで利上げの必要はない」と発言するなど利上げけん制発言が相次ぐと米長期金利は低下。一方、NY株式市場の下落は止まらずドル安と同時に円高が進んだ。
明日のFOMC会合の結果によっては相場の転換点にもなりそうだ。
利上げ期待が後退しているだけに利上げに踏み切るようなら一時的にドル買いに反応する可能性もあるが金利見通しにも注目。
来年の利上げ回数が既に市場は前回の3回から1回未満へ引き下げられるとの見方も浮上。2回に引き下げられたとしても市場は寧ろドル買いに反応する可能性が高い。
ただ、予想通り1回未満となれば米長期金利が低下したとしても、これまでの動きを見るとドル安への動きは限定的となる可能性が高い。
そうなれば、株式市場にとってはプラス材料であり円安が進むことになる。
いずれにしても、イベント終了後にはマーケットが荒れたとしてもリスク回避の動きは徐々に後退するとみている。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
Source: かざみどり

スポンサーリンク
おすすめの記事