米中貿易摩擦への懸念が後退したことでNY株式市場は三指数ともに大幅高。また、イタリア予算案への懸念の後退やメイ首相が信任されたことで市場に安心感が広がり円安進行。
昨日の東京市場では中国通信大手ファーウェイの副会長が保釈されたことなどから米中貿易摩擦の懸念が後退。日経平均株価は大幅反発となったことでドル円も113円ミドルまで上昇。
欧州市場ではイタリアがEUに対して2%の財政赤字目標を提出するとの報道がありユーロが上昇。その後否定されたものの最終的に2.04%の目標が提出され、ポンドも上昇。
欧州市場が始まったところでメイ首相の不信任投票を行うことが決まりポンドは一時下落。一部で信任されるとの見方が広がりポンドは上昇。結果は200対117で信任されたことが伝わったが既に織り込んでいた。
NY株式市場は米中貿易摩擦やイタリア予算案、そしてブレグジット問題への懸念が後退したことで三指数ともに上昇。NYダウは一時430ドル近く上昇するなどリスクオンの動きが強まった。米長期金利も上昇に転じたもののユーロやポンドの上昇によりドルは全面安となった。
結局ドル円はドル安円安の綱引きが続いたことで113円ミドル付近でのもみ合いが続いている。
株式市場は不安定な状態が続いているものの、過度な不安感は徐々に後退。
底値を固めながら上昇が継続するとみている。
ただ、フランス政権への不信感やイタリア問題も完全に解決されたわけではない。
ブレグジットも議会の採決が延期されただけで依然としてハードブレグジットへの警戒感は残る。
安心感が円安を促すものの手探り状態のリスクオンの動きは一時的なものになるかもしれない。

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Source: かざみどり

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