JFXMATRIX TRADER

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米中首脳会談で貿易交渉は合意に至らなかったが、
交渉を続ける間は米政府が中国製品への新たな関税を見送るとのことから、
米国による中国への追加関税の発動は90日猶予することで合意した。
貿易戦争ネタで動かされる相場は早期決着がない限り2月末まで続く。
交渉決裂となれば、3月に入っても大きな波乱が待ち受けよう。

では、交渉がいったん纏まったとしたら?
現在、米国の追加関税に対する」中国の報復するネタは既にない状態。
中国の負けは決まっているようなもんで、
合戦状態は」通り越し、一方的となっている。
そんな状態で交渉かまとまったとしても、
中国の景気の悪化は避けれないのではないか?
どう考えても米国に有利に働くわけで、
そうでなければトランプ大統領も貿易戦争なんて吹っ掛けなかっただろう。

交渉合意でも中国に特はなく、
中国経済が立ち直るようなことにはならず、
いまや中国が中心となった世界経済には暗雲が立ち込める。

確かに貿易不均衡、特許侵害などはよくないことだろう。
しかし、今までは世界景気をけん引する中国に目をつぶってきていたのだが、
中国経済が怪しくなってきたので目くじらを立てて追い込んだ格好。

12月に入ってからのダウ平均の1日の平均値幅は630ドル(6日間)。
10月の429ドル、11月の358ドルと比べて明らかに波乱が増している。
FRBの利上げ終了を匂わす動きや、
トランプ大統領の「中国と実りある対話が行われている」とのツイッター砲も効果は薄い。

投資家は貿易戦争ネタで期待と失望を繰り返し、
徐々に期待することに疲れ、恐怖感だけが残りつつある。
交渉がまとまったからといって、
世界経済を回復させるネタとは思えず、
ダウが史上最高値を更新、連騰記録を塗り替える、
などといった相場が期待できるわけもなく。

2108年以上に波乱の2019年の幕開けは、もうそこまで来ている。
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Source: 株式投資特選情報~兜町天気予報~

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