先週末のNY株式市場大幅下落や米中貿易摩擦激化、そしてブレグジット懸念などを受け東京市場で円高ドル高でスタート。その後は過度なリスクオフの動きが後退すると買い戻しが入った。NY株式市場のスタートは下落したもののその後プラスに転じたことでドル円は113円台を回復して引けている。
週明け東京市場では前週末のNY株式市場が米中貿易摩擦が再燃するとの見方やイールドカーブのフラット化、そして雇用統計での平均時給が予想を下回ったことなどで円買いが強まった。ブレグジットを巡り11日の英議会採決が延期されるとの一部の報道を受け不安も増幅した。
英国のEU離脱案の議会協議に関してはその後二転三転したものの最終的にメイ首相が延期を表明。このまま採決を行えば否決されるとの見方を示したことでポンドはNY市場で急落。同時にユーロも攣られ安となるなどドルが全面高となった。
一方、NY株式市場は前週末の下落の流れを受けNYダウは一時500ドル超の下落で始まったがその後は回復。三指数ともにプラスに転じたことでリスクオフの動きも後退。
円安が進みドル円は113円台に上昇し高値圏での引けとなった。
ブレグジットでは合意無き離脱の可能性が高まりポンドが下落。ユーロもイタリア財政問題やフランスの暴動、ドイツ政権の弱体化などへの懸念があり下落。ポンドの受け皿としてのユーロも売られる中でドルが買われやすい状況となっている。
NY市場では米長期金利の低下に伴いイールドカーブがスティープ化しリセッション懸念も浮上。ドルも一方的に買いを入れにくい状況が続く。
ただ、相対的に見るとドルが最強通貨であることに変わりはなく、依然としてドル買いは継続するとみている。
今日のNY株式市場で上昇が継続するようなら円安ドル高の動きが一段と強まるとみている。

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Source: かざみどり

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