ファーウェイ幹部の逮捕により米中貿易摩擦が激化するとの見方が広がり日米欧株式市場は大きく下落して反応。一方、FRBが12月の利上げで一旦は利上げ局面を休止するのではといった観測が広がると株式市場は反発。上下に激しい動きが続くリスク相場が依然として止まらない。
昨日の東京時間に中国通信大手ファーウェイの副会長が逮捕されたとの報道が伝わると日経平均株価や上海総合指数が大幅下落となった。これを受けリスク回避の動きが強まり円買いが進行。クロス円は全面安となりドル円は113円を割り込み112円ミドル付近まで下落した。
欧州市場にかけて一旦は買い戻しの動きも見られたが米中関係の悪化懸念が広がる中でドル円クロス円ともに上値の重い展開が続いた。
休み明けのNY市場では株式市場が大幅安でスタート。NYダウは一時800ドル近い下落となったことでドル円はこの日の安値となる112円24銭まで売り込まれた。
しかし、その後WSJ紙のFEDウォッチャーが「FRBは12月の利上げで一旦利上げ局面を休止し様子見モードに入ることを検討」との報道が伝わると一転。株式市場は急速に下げ幅を縮小。ドル円も112円後半に押し戻されて終了している。
米中首脳会談で休戦状態に入り貿易摩擦が後退するのではといった期待感も一気に後退。
市場の不安感が再び広がる中で今日のNY市場では米雇用統計が発表される。
市場が神経質な状況だけにちょっとした悪材料にも反応しやすいことからドル円は再度下値を模索する展開が予想される。
ただ、市場は過度に反応しており週末ということから最終的に買い戻しの動きが強まる可能性が高い。
米中貿易摩擦への懸念はこれまでとあまり変わらない状況であり、マーケットの注目は寧ろFRBの動向に集まる。
来週のFOMC会合まではリスク相場が継続することになりそうだ。

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Source: かざみどり

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