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FX初心者脱却を目指す方向けのFXの失敗しない始め方の講義「FXに参加するプレイヤー」の第6回目はヘッジファンドの代表的なひとつであるモデルファンドついての解説です。

 

マクロファンドは、取引量が大きく為替(FX)などの相場に最も影響をおよぼす投資家ですが、それと同じくらいにマーケットの関心を集めているのが、モデルファンドです。

 

モデルファンドとは、あらかじめ構築されたシステムの売買サインなどにしたがって売買をするファンドを指します。通常は、テクニカル分析を用いて売買サインを出させるケースが一般的ですが、各国の経済指標などを分析し、ファンダメンタルズの差などを数値化したうえで取引の判断材料にしているケースもあるようです。

 

分析手法の種類は、そのシステムを開発する担当者によって異なるので数え切れないほどある、と考えていいでしょう。自分で苦労して開発したシステムをそう簡単に他人に見せるはずもないので、それぞれのファンドがどのようなシステムに基づき売買しているのかについては、正直なところわかりません。

 

ただし、彼らがいつ買っていつ売っているかについての情報は入ってくるのでそこから想像すると、モデルファンドは2つの種類に大別されると、考えられます。

 

ひとつは、トレンドフォロー型と呼ばれるタイプで、為替(FX)などの相場の大きな流れに追随していく投資法です。順張りと呼んでも、いいでしょう。

 

このタイプには、相場のブレイクポイントをシステムが判断し、そのポイントを抜けると購入に回ったり、売却に回ったりするモデルがあります。

 

為替(FX)相場の強さを何らかの方法で指数化し、その数値のレベルで強弱感を判断して売買を行うというモデルもあります。

 

最初に買いサインが出たときに買い、次のサインで買いましを行い、その後もサインが出るたびにどんどんポジションを積み増していく、というモデルもあります。

 

トレードは流れに乗るのが基本なので、この順張り型がモデルファンドの大半を占めるのでしょう。

 

もうひとつは、逆張りと呼ばれるタイプです。為替(FX)などの相場の買われ過ぎ、あるいは売られ過ぎを狙って、反対のポジションを取る投資法です。オシレーター系と呼ばれるテクニカル分析手法を用いて、相場分析をするモデルが多いです。オシレーター系の代表的なテクニカル分析手法としては、RSIMACD、ストキャスティクスなどが挙げられます。

 

モデルファンドはこの2つのタイプが基本ですが、実際は、いくつかの分析手法を組み合わせることによって、売買のサインを出させているようです。例を挙げると、為替(FX)などの相場の大きな流れを掴んでいくトレンドフォロー(順張り)型のモデルのなかには、逆張り型のようにオシレーター系の分析を組み合わせることで、ポジション閉じるタイミングを決めているファンドもあります。

 

モデルファンドの中枢は、MIT(マサチューセッツ工科大学)などトップクラスの理数系大学を卒業した“天才”プログラマーが、構築しています。統計学や金融工学に基づき分析に分析を重ねてつくり上げているので、そのロジックを正確に理解することは困難です。ただし、モデルファンドがどのようなタイミングで売買をしているのかをウォッチしていれば、投資行動パターンは推測できます

 

私自身が観察したところでは、モデルファンドが用いている運用システムは、中長期的な為替(FX)などの相場の流れを読むのに向いているタイプと、短期売買に向いているタイプに分かれます。相場状況に応じて両者を使い分けているようです。

 

基本的には、中長期ポジションにはトレンドフォロー型が有効であり、逆に、短期売買になればなるほど、逆張り型が効果を発揮します。モデルファンドを運用している投資家も、こうした使い分けをしていると推察されます。

 

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Source: FX常勝方程式国会議員今井雅人〜FX 初心者の口座比較や入門書に〜

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