米中首脳会談は一先ず最悪な状況を回避できたことからアジアや欧州、そしてNY株式市場は大幅高となった。これによりリスクオンの円安が進んだがFRBの利上げ打ち止め観が進む中で長期金利の低下が止まらずドル売りも同時に進行。円安とドル安の動きによりドル円は膠着状態から脱せずにいる。

週明け東京市場は米中首脳会談で来年一月の新たな追加関税が見送られ、90日間の休戦状態に入ることが伝わると円が一斉に売られた。特にオセアニア通貨が早朝から大幅高となるなどリスクオンの動きが強まった。
欧州市場ではイタリアが財政赤字目標を対GDP比で1.9%から2.0%に設定するのではといった報道などからユーロが上昇。しかし、ユーロ豪ドルなどの売りがあり押し戻された。
NY市場では米中首脳会談の結果を受け三指数ともに大幅高でスタート。
トランプ大統領が「中国は米国からの輸入車への関税の軽減や撤廃で合意した」との報道なども好感。
日経平均、上海総合指数の大幅高となる中で欧米株式市場も同時に上昇。世界同時株高の中で円は売られやすい状況となっている。
ただ、米中貿易摩擦は90日間の猶予を与えられただけで問題は依然として燻ることに変わらない。
この株高の流れが数日で終わるようなら再びリスクオフに変わる可能性もあり予断を許さない。
ただ、目先はオセアニアや新興国通貨などのクロス円の買いが入りやすい状況は続くとみている。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
Source: かざみどり

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