週末の米中首脳会談を控え相場は膠着状態に入るかと思われたがパウエルFRB議長の発言で一転。ハト派的な発言によりドルは全面安となりNY株式市場は大幅高となった。
NY株式市場が二日続騰となったことで東京市場では日経平均株価が上昇。ドル円もリスク回避の動きが後退し113円90銭まで上昇。しかし、週末の米中首脳会談を控え積極的な買いは見られなかった。
欧州市場ではウクライナ情勢の緊迫化でユーロは上値の重い展開で始まった。また、イタリア予算案を巡る不透明感もユーロ売りを促した。
一方、ポンドはBOEのブレグジット後の経済分析の結果や複数のブレグジット合意への賛成派の発言などから上昇。ユーロポンドの売りが目立った。
NY時間に発表された米GDP改定値は3.5%と予想通りの強い結果となった。一方、新築住宅販売は-8.9%と予想の3.7%を大きく下回ったものの市場の反応は見られなかった。
その後行われたパウエルFRB議長の講演では「金利は中立金利を若干下回る」とし、前回10月の「中立金利にはまだ距離がある」との表現を変更。利上げ打ち止めが近いとの見方が広がると株式市場は一気に上昇幅を加速。ドルは全面安となった。
これまでの株価の下落傾向を受けたものとみられるが、このパウエル効果が強すぎると再び株価の上昇が加速し発言が変わる可能性も残る。
いずれにしても、これにより株式市場の不安定な動きは終了し上昇傾向となりドル安円安の動きが一段と強まるとみる。
週末の米中首脳会談でも何らかの合意が得られるようなら更なる株価の上昇と円安が進むことになるだろう。

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Source: かざみどり

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