注目された連休明けNY株式市場は大幅反発となったことでリスク回避の動きが後退。円は全面安となった。しかし、この動きは調整の戻しなのか本格巻き戻しが入るのかの判断には時間が必要だ。
昨日の週明け東京市場では先週末のNY株価下落の影響を受け小幅安でスタート。ドル円も112円後半でのもみ合いで始まった。しかし、その後日経平均株価が上昇し始めるとリスクオンの円安が進みドル円も113円台に乗せてきた。
2025年に大阪万博が決定したことなどが株価下支えとなった模様。また、イタリア政府が来年度予算案について財政赤字の目標を減らすことを検討しているとの報道で市場に安心感が広がった。
欧州市場にかけてユーロは対ドル対円で買いが強まった。また、英国とEUが離脱案で合意しポンドも同様に上昇。ユーロ円やポンド円の上昇に攣られて資源国通貨などのクロス円が全面高。円の独歩安となった。
NY市場では先週末に株式市場に引き続き下落が続くとの懸念があったが結果的に再指数ともに大幅反発。リスクオンの動きが更に高まると米国債の売りが強まりドル高が先行。
ドル円は113円65銭の高値を付けて引けている。
一先ず株価下落への懸念が後退したものの、この動きが連休前に大幅下落した調整の戻しであれば再び下落に転じるリスクが燻る。
イタリア予算案に関してはまだ検討の段階だけに警戒感が漂う。また、英国のEU離脱案で合意したものの議会の賛成を得るにはまだかなりの難関が待ち構えている。
過度な警戒感は後退したものの依然としてリスクが燻る状況に変わりはない。
注目は今週末のG20 での米中首脳会談に集まる。
その結果を見るまでは一先ずNY株式市場が落ち着いたことから今日はリスクオンの動きから円安が一段と進む可能性が高いとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
Source: かざみどり

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