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先週はNYが感謝祭を挟むなかでNYダウが続落。原油価格も50ドル付近まで下落して終わったことで連休明けのNY市場の動向に注目が集まる。EU臨時首脳会議の結果や週末の米中首脳会談を控えネガティブサイドへの神経質な展開が予想される。
先週末の金曜日は日本が勤労感謝で祝日となる中で動意が乏しかった。
欧州市場に入りドイツやユーロ圏のPMIが製造業、サービスともに予想を下回るとユーロが急落。ポンドもEU離脱問題を巡りスペインがジブラルタルの領有権を主張する問題もあり離脱反対を主張するなど下落。
この日はNY市場が短縮取引となる中でNY株式市場もダウが三日続落となりナスダックも反落。更に、WTI原油価格もサウジの減産に懐疑的な見方が広がり50ドル付近まで下落して終了。リスクオフの動きとなった。
しかし、ユーロやポンドが下落したことでドル高の流れが強まりドル円は113円近くまで上昇するなど底堅さが目立った。
日米祝日で参加者の少ない中でのNY株安が、連休明けのNY市場でも継続するか注目。
既にNY株式市場が本格的な調整に入ったとの見方が広がる中で続落するようなら悲観的なセンチメントがさらに広がることになる。
今週は週初にも臨時EU首脳会議で離脱協定案の結果を巡りポンドの動きが注目される。
また、週末にはG20で米中首脳会談が開かれ貿易摩擦問題を巡る交渉が予定されている。
これらの問題に関する要人発言が増えると予想され、ちょっとした悪材料などに敏感に反応しそうだ。
ただ、米中首脳会談で貿易摩擦交渉への期待は相場の下支えとなりそうだ。
最近の株価下落を受けトランプ大統領も中国に対してある程度譲歩するのではといった期待もある。週末に至るまでは米中関連の要人発言で一喜一憂する相場展開も予想される。
いずれにしろ米中通商交渉の行方次第で下落が続くNY株式市場が反発に転じるか注目が集まる。
それまでは方向感がつかみにくく、不安定な相場展開が予想される。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
Source: かざみどり

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