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低リスク投資ではありません。

日本人は投資信託といえばアクティブファンド、という方が今も昔も多いように見受けられます。
インデックスファンドと違い、寄り添う指標のないファンドを選ぶという事はどういう事なのでしょうか。
今回はこの事について考えます。

日本国内のアクティブファンド割合

投資信託協会のHPによると、2018年10月末の段階で投資信託の純資産総額は約110兆円、商品数は6129本との事です。
そのうちインデックスファンドの割合は純資産総額ベースで約45%、毎月決算型のファンドは24.6%だそうです。
毎月決算型のファンドは2011年8月に純資産総額ベースで67.5%を占めていた時期もあるみたいです。
これを見る限り、インデックス型のファンドが一定の立ち位置を確立しているのがわかります。
そして、一時に比べて随分減ったとはいえ、毎月決算型のファンドもまだまだ存在している事もわかります。
アクティブファンドの中には分配金を出さないものもあるので、これだけでアクティブファンド全体のボリュームを語るのは早計ですが、日本人の中ではアクティブファンドの存在感はまだまだ無視できないものである事が読み取れます。

アクティブファンドのリスクは?

投資商品なので、もちろんリスクは存在します。
それはどの程度なのでしょうか。
例として、インデックスファンドとアクティブファンド代表の標準偏差を数点、Morningstarから取りました。
  • ニッセイ外国株式:13.76%
  • eMAXIS全世界株式(除く日本):13.70%
  • ひふみプラス:15.14%
  • セゾン資産形成の達人:14.58%
もちろんこれは個別商品の抽出なのでこれだけで全体は語れませんが、適当に各カテゴリーか、商品を選んでも、リスクの振り幅はインデックス型よりも大きめになるな、くらいは頭に入れておいても良さそうです。

個別銘柄との比較

前日比パフォーマンスを以下の銘柄で比較してみました。
  • ひふみプラス
  • eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)
  • KDDI
  • TOPIX
縦軸が前日比パフォーマンス(%)、横軸が日付です。

個別銘柄代表で、私が投資しているKDDIを載せてみましたが、赤のTOPIXと比べて黄色のKDDIは乱高下しやすい状態であるのがわかります。
それは水色で示したひふみプラスでも一緒です。
TOPIXもSlim全世界のベンチマークのMSCI ACWIも、分散が効いているので、確実ではありませんが乱高下は抑えられる傾向にあります。
それにしても水色で示したひふみの騰落幅はとても大きいのは伝わるかと思います。
もうこれは個別株と同等と見ていいのでは?そう私は思ってます。

アクティブファンドは個別銘柄?

もちろんベンチマークたちも落ちる時は急落もします。それではなぜアクティブファンドは個別銘柄と一緒とさっき書いたのか?

それは結局の所、アクティブファンドはベンチマーク、すなわち参考にすべきもののないものだから、その点では個別銘柄と大きく変わらないですよね、という事です。
今回例示したSlim全世界は、言い換えればMSCI系指数を、楽天VTIであればアメリカを丸ごと買うようなものです。
アクティブファンドについては、例えばひふみプラスであればレオス社長の藤野氏の考えを買うようなものです。
ある程度の銘柄分散はされていますが、片や機械的に算出された指数を参考に、片やレオスの運用者たちの頭の中で考えられた方針のもとに分散がされるので、やはり考え方としては個別銘柄に近いのかな、と私は考えます。

まとめ

アクティブファンドを一緒くたに悪というつもりはありませんが、やはりインデックスファンドに比べるとリスクもそれなりにあるという事は理解した上で投資判断をしてください。
この記事が何かのお役に立てば幸いです。

Source: 積立投資健忘録

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