11月15日に、ブリティッシュアメリカンタバコ(以下BTI)に追加投資をしました。

しかし、この銘柄はただでさえブレグジットの関連で株価が冴えない中、11月11日あたりからまた株価が急落しています。
何故この銘柄に追加投資なんかしたのか、その判断理由や根拠について記します。

11月15日時点の株価

今回は手数料が0.45%かかっては来ますが、最低限手数料負けしない額を投資しました。

NISA枠が全然無いので、泣く泣く特定口座です。
約定時の株価は36.50ドル。
こうしてみると、52週高値71.445ドルというのが笑えてくるくらい、この銘柄は株価が落ちてます。
ほぼ半額にまで落ちてるので、もうこれは暴落と言っていいでしょう。
何故でしょうか。
その理由について次で考えます。

何故株価がここまで落ちるか

ブレグジット

まずはこれが挙げられます。
イギリスがEUから離脱するにあたっての合意事項が中々まとまらないため、英国株であるBTIは元々冴えませんでした。
離脱案合意という情報も入ってはいますが、離脱相が辞任を表明してみたりと、まだまだ予断を許さない感じです。
この辺が白黒ハッキリつく2019年3月31日までは、投資家心理が上向く事は無いのではと思われます。

FDAの鉄槌

Bloombergの記事がわかりやすいですが、早い話がFDAの高官がメンソールタバコ販売禁止の可能性について言及した事で、利益の25%を失う可能性が出てきた、という事です。
米国内での若者のタバコの蔓延に対して、FDAが怒りの鉄槌を下ろそうとしている、と投資家はリスク回避に動いた結果が今回の下落では無いかと考えます。
では、これだけ悪材料が揃っている中、何故追加投資をしたのか、私の判断理由を示します。

何故追加投資したのか

利益率の減少は?

Bloombergの報道の通りだとすると、最悪のシナリオは利益が7掛けから8掛けになる事です。
売上はもっと落ちるでしょうね。
買収したレイノルズアメリカンもメンソールに強いので、もっと影響があるかもしれないです。
その場合の我々に残る配当金ってどうなるのでしょうか。
利益率が2016年時点で31%程度ある会社の利益率が25%減った場合、単純計算で24%弱の利益率。
これだけみると問題は全く無さそうに思えます。

キャッシュフローは?

メンソールに強いレイノルズアメリカンを買収した途端にこれなので投資家心理は冷えるのはわからないでも無いです。
レイノルズ買収前のデータですが、EPSは2016年時点で2.49、これが25%減ったら1.87になり、配当を2016年時点を維持したとすると、配当性向は84%と一気に余裕がなくなる感じです。
レイノルズの影響は間違いなくあるでしょうから、もしメンソールが本当に米国で販売禁止になったとしたら、もっと余裕は無くなるかもしれません。
でも、なんとか、いわゆるタコ配にはならないかな…
そんな淡い期待は持っています。
その理由は次に書きます。

人間そんなに強くない

前回の記事でも書きましたが、タバコには依存性があります。
そして、この世はストレスにあふれています。
そんな状況下において、人間はそこまで強くないと、私は考えています。
人によっては臭くてたまらない物でしょうし、道義的にタバコ銘柄に投資するのってどうなの?という向きがあるのは承知しています。
ですが、投資家目線で見れば、どんな状況でも、どんなに税金をかけられてもタバコを吸い続けてくれる、いわば安定的にキャッシュフローを作ってくれる人が世の中に沢山いる。
これだけ恵まれた銘柄もそうは無いのではないか、そう思います。
仮に米国で事業が出来なくなったとしても、米国内の人口は世界の人口70億と比較するとたかだか3億人ちょっとです。
もちろん、この3億人は世界でも有数の購買力を持つ人たちなのは承知しています。
推測ですが、将来的には新興国の人たちも経済成長の恩恵にあずかる日が来ると思います。
まだまだタバコを吸う人はいるのではないか、投資家としてそう判断しました。

タバコは常時逆風

健康危害が日々訴えられているだけに、タバコ銘柄は常に訴訟やバッシング、規制などの逆風に晒されています。
ですが、考えてみれば、それはこの銘柄群にとっては日常の風景である、とは考えられないでしょうか。
それこそ世の中からタバコが完全に消されるような世界的な規制や、タバコも薬物、みたいな国際条約でも成立しない限り、今回のFDAの高官の発言程度の事象に対しては、特に反応する必要は無いのではないか。
私はそう判断しました。

まとめ

人間はこのストレス社会に対してそこまで強くないので、何だかんだ言ってもBTIはじめタバコ銘柄はもうしばらくは安定的に配当金を出し続けてくれる、そう判断して私は追加投資に踏み切りました。
投資は最終的にはリスク許容度の範囲で、自己責任でお願いします。
この記事が何かのお役に立てば幸いです。

Source: 積立投資健忘録

スポンサーリンク
おすすめの記事