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米中貿易協議が再開することやブレグジット協議で暫定合意に達したとの報道などから市場には安心感がひろがった。前日大幅続落となったNY株式市場も一先ず落ち着きを取り戻したように見えるが依然として不安が残る一日となった。
昨日の東京市場では前日のNY株価暴落の動きを受け日経平均株価も大きく下落して始まった。ドル円も一時113円ミドル付近まで下落した。しかし、米中貿易摩擦への懸念が後退し上海株も上昇するなか日経株価が下げ幅を縮小するとドル円も114円を回復。
ドル円の底堅さが改めて示された格好だ。
欧州市場でもポンドやユーロなどを中心としたクロス円の底堅さが継続。特に英国のブレグジット交渉に楽観的な要人発言が相次ぎポンド買いの動きが目立った。
NY時間にはBBCが「事務レベルでの離脱文書の作成に漕ぎ着けた」など、英政府が暫定合意に達したとの報道でポンドは上昇。しかし、実際に閣議が承認するかどうかは不透明ということからその後押し戻されている。
NY株式市場は米中貿易協議への期待から上昇して始まったものの原油価格の急落もありNYダウは100ドルのマイナスとなった。しかし、ナスダックやS&Pなどは前日とほとんど変わらず一先ず落ち着きを取り戻したように見える。
ドル円は材料難からレンジ相場が続いているものの、株価の下落にもかかわらず底の堅さが目立つ。
ブレグジット協議や米中貿易摩擦といった問題への過度な懸念は後退したものの、今後の成り行き次第では再び失望売りに転じる可能性もある。
ただ、一時的な平安の中でどこまで円安が進むか試される。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
Source: かざみどり

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