昨日は前日のFOMCで利下げ期待が後退したことや米中協議行き詰まりの可能性が報じられたことでNY株式市場が軟調な地合いで推移。一方、米長期金利が上昇するなどドル高の動きと同時にリスク回避の円買いが同時に進行。ドル円は依然として膠着状態が続いている。
昨日のアジア市場ではFOMC会合で利下げの可能性が後退したことでドル円は底堅い動きを継続。一時111円66銭まで上昇した。ただ、日本や中国が休場となり薄商いの中、利食い売りなども入り、押し戻されるなど方向感の乏しい動きとなった。
欧州時間に開かれたBOE政策会合では予想通り政策金利は据え置かれたものの利上げの可能性が示されたことで一時ポンドは上昇。しかし、その後米長期金利が上昇したことから下落に転じた。
NY市場が始まったところで中国が「米中貿易協議は行き詰まった可能性」と報じたことでNY株式市場が三指数ともに下落。前日のFOMC会合で利下げの可能性が後退したことも株式市場の重石となった。
結局この日はドル高と同時に円高も進みドル円は111円ミドル付近での小幅な値動きとなった。
一方、原油価格や銅などの商品相場が下落したことで豪ドルやカナダドル、南アランドなどの資源国通貨が上値の重い展開となった。
今日のNY時間には連休最後の重要指標となる米雇用統計が発表される。
非農業部門雇用者数や失業率は前月と殆ど変わらない数字が予想されるが平均時給は改善されるとの見方が多い。
いずれにしても堅調な労働市場が再確認されるようならFRBの利下げの可能性が一層後退し米長期金利が上昇しユーロやポンドの下落に繋がるとみる。
結果的に日本の大型連休中に円高が進まなかったとなればドル円の買い戻しの動きが強まる可能性が高い。

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Source: かざみどり

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