JFXMATRIX TRADER

未明に行われたFOMC会合ではIOERを引き下げたことでドルは下落。株価は上昇したがパウエル議長の発言でドルは急上昇。その後は利食い売りに押されるなど荒っぽい動きが見られた。
アジア市場では日本だけではなく中国やシンガポールなどの主な市場が休場となり動意が乏しかった。
欧州市場に入ってもレイバーデーでユーロ圏市場が休場のところで前日から引き続きユーロやポンドが底堅い動きで始まった。
NY市場が始まったところで4月ADP雇用統計が27.5万人と予想の18万人を大きく上回るとドル買いが先行。しかし、その後発表された4月ISM製造業景況指数が52.8と予想の55.0を下回ったことでドルは反落。ドル円は111円前半まで売り込まれた。
注目のFOMC会合では「3月会合以降、労働市場は依然として堅調で、経済活動は堅調な伸びを示している」など、これまでの景気認識を上方修正した。しかし、同時にIOER(超過準備預金金利)を2.4%から2.35%に引き下げたことでドルは全面安。ドル円はこの日の安値となる111円03銭まで下落した。
その後パウエルFRB議長の記者会見では「堅調なファンダメンタルズが景気をサポート」「貿易交渉は進展し、ハードブレグジットのリスクは低下していると認識」「IOERは小幅な技術的な調整で政策シフトではない」など、タカ派色の強い発言となったことでドルが一気に買い戻されドル円は111円61銭まで上昇した。
しかし、NY株式市場が3指数ともに軟調な地合いで推移する中でクロス円を中心とした売りが先行しドル円も上値を抑えられた。
この日は殆どの市場が休場ということもあり薄商いの中での動きとなった。
今日から再び市場参加者が戻ることから、これらの経済指標やFOMC会合の結果を再度評価することになる。
全般に米国景気の強さを示すものでありFRBのスタンスもこれまでのハト派的なものに若干だが変化がみられる。
今日のNY株式市場が落ち着いた動きで推移するようなら市場に安心感が広がりドルの上昇が見込めそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
Source: かざみどり

スポンサーリンク
おすすめの記事