先週はイースター休暇明けということもありポジションが軽い状態の欧米勢はユーロやポンド売りからスタート。これらの通貨を中心としたクロス円がほぼ全面安となったが同時にドル高も進みドル円は112円ミドルまで上昇。しかし、今週から始まる大型連休を控え東京勢を中心とした売りが散見され111円ミドル付近まで押し戻された。
一方、株式市場は米企業決算の影響もありまちまちな動きが見られたもののSPやナスダックは史上最高値を更新するなどリスクオンの動きは継続。
今週は日本の大型連休中に多くのイベントや重要指標の発表もあり一時的に円高に振れるとの見方が多いようだ。
先週末のNY時間に発表された米1-3月期GDPが前期比3.2%と予想の2.0%を大きく上回った事でドルは全面高となりドル円は112円台を回復。しかし、同時に発表された1-3月期四半期コアPCE・速報値(前期比)が1.3%と予想の1.6%を下回ったことを受け米長期金利が低下。ドル円は111円ミドル付近に押し戻されるなど荒っぽい動きが見られた。大型連休前にドル円を売っておこうという動きが目立った。
1月3日にフラッシュクラッシュでドル円が急落した記憶もあり、今回も日本勢が休みの間に円買いが進むとの見方が根強い。日米貿易協議では為替条項の導入を巡る動きなどを背景にドル円のショートポジションが積み上がっていると考えられる。それだけに、何かあれば寧ろドル円の上昇に繋がる可能性が高いとみている。
今週は30日に中国4月製造業PMIが発表され、前月同様好調な結果を示すようなら世界的な景気減速懸念が後退するなど円安要因となる。
5月1日にはFOMC会合が開かれるが改めて年内利下げへの期待が後退するような内容となればドル高に繋がる一方で株価押し下げ要因となり円買いも同時に強まる。
ただ、最近の堅調な株式市場の動向をみると下落幅は限定的とみる。
週末には米雇用統計やISM非製造業景況指数が発表される。
雇用や製造業では好調な米国経済が改めて示されると予想される。
結果的に、連休中にドル円やクロス円は一時的な下振れがあったとしても最終的に上昇する可能性が高いとみている。

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Source: かざみどり

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