明日から始まる日本の大型連休を前にドル円クロス円の売りが強まるなど円は全面高となった。日銀が緩和政策長期化を示唆する一方で日米首脳会談を控え為替条項への懸念が円高を促した。
昨日の東京市場では日経平均株価が堅調な地合いで始まるとドル円も112円前半での高値圏で推移。
この日は日銀政策会合が開かれ「2020年春ごろまでは極めて低い長短金利水準を維持」など緩和政策長期化を示した。
また、黒田総裁は前回までの「超低金利政策を当分の間継続」の文言を「かなり長い期間」に変更したことを言及。ゴールデンウィーク中に過度に円高に振れることを懸念しての発表とも考えられる。
しかし、欧州市場では欧州景気減速懸念からユーロ円を中心としたクロス円の売りが継続する中でドル円の上値は抑えられた。
NY市場ではこの日発表の米3月耐久財受注が0.4%と予想の0.2%を上回ったが市場の反応は限定的となった。
ただ、NYダウが3Mなどの企業決算による影響を受け下落する一方でナスダックは反発するなどまちまちな動きとなるなか円は上昇。
ドル円は損切りを巻き込みながら一時111円39銭まで売り込まれた。大型連休を控え26日の日米首脳会談を前に貿易協定で為替に関する規定が盛り込まれるのではといった懸念もあり円買いが進んだ可能性が高い。
全般にクロス円の売りが先行したことでドル円の上値が抑えられたものの市場の楽観的なセンチメントに変化はない。
ドル高の流れ継続との見方は変わらないものの1月のフラッシュクラッシュの動きなどがまだ記憶に新しいことが円買いを促したとみる。
結局、休み中に何もなければ最終的に買い戻しが入るとみられ、安いところは寧ろ買いのチャンスとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
Source: かざみどり

スポンサーリンク
おすすめの記事