先週は中国貿易黒字拡大やGDPが前年同期比で6.4%と予想を上回った事を市場は好感。また、米中通商協議では来月末までに合意に至るとの見方が広がり、週前半ではドル円クロス円ともに底堅い動きで推移。懸念されていた日米物品貿易協定交渉では為替条項に関する協議が行われなかったことでドル円は今年最高値となる112円16銭を付けた。
一方、欧州ではドイツやユーロ圏の製造業PMIが予想を下回り悪化したことからユーロが急落。攣られてクロス円全般に売りが強まるなど週後半は下落に転じた。
やや過剰反応かと思われたが金曜日はイースター休暇のため日本以外の主な市場は休場となるためポジション調整の動きが入ったと考えられる。
しかし、株式市場ではNYダウが昨年10月前半に付けた最高値まであと一歩まで迫るなどリスクオンの動きが継続。
イースター明けの今週は楽観的な動きを継続するとみている。
本格的に海外勢が動き出すのはイースターマンデーを終えた火曜日からとなる。既に市場全体のポジションは休暇前に大分軽くなっていると予想され、どちらにも動きやすくなっている。
ユーロドルやポンドドルはサポートレベルの下限に近付いていることから、これらが再び反発して始まるか注目。反発するようならクロス円全般にも買いが入りドル円の押し上げ要因となりそうだ。
相場のリスクは後退し、米中貿易協議への期待、堅調な株式市場、ブレグジットの期限が10月まで延長されたことでポンドリスクは一先ず先送り。
ユーロに関しては対米報復関税のリストを既に公表しており一先ず悪材料を市場は織り込んでいる。連休前に景気減速懸念からのユーロ売りも一巡した可能性が高い。
注目は米経済指標とNY株式市場の動向に集まる。
先週発表された米小売売上高が前月と打って変わり予想を大きく上回った。
今週発表される米新築住宅件数や1-3月期GDP次第でNYダウが史上最高値を更新するようならドル円やクロス円の一段高に繋がる可能性が高い。
今週末から長期のゴールデンウィークに入るためドル円やクロス円の流動性が低下し、一時的に大きく振らされる可能性もあることからポジションの持越しには注意したい。

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Source: かざみどり

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