先週ブレグジット期限の延長や中国貿易黒字拡大で目先のリスクが後退。今週も円安の動きが強まるかと思われたが、日米や米欧の通商協議への懸念もあり市場は様子見姿勢が強まり値動きは小幅に留まった。

週明け東京市場では先週末のリスクオンの動きが継続しドル円は112円台に乗せて始まった。しかし、日米物品貿易協定を控え円高懸念も燻る中で利益確定の売りが散見。ドル円は111円台後半に押し戻された。しかし、同時にユーロやポンドの買い戻しも入りクロス円は寧ろ底堅い動きとなった。
欧州市場でもユーロやポンドは底堅い動きで始まったが全般に東京と同様に様子見姿勢が強く為替や株の動きは限定的となった。
NY市場が始まったところで4月のNY連銀製造業景況指数が10.1と予想の6.7を上回るとドル買いが先行。NY株式市場も小幅上昇して始まるとドル円は再び112円台に乗せた。
しかし、その後は債券や株式市場でも利益確定の売りなどから金利や株価も小幅下落となったことでドル円も伸び悩んだ。
結果的に各市場全般に小幅な調整の動きが目立つなど、週末のイースター休暇を控え積極的なポジションメークは見られなかった。
本日も特に目立った材料がなく、動意の乏しい動きが続くとみられる。
全般には先週からの楽観的なセンチメントを背景に株価の上昇やそれに伴う円安が進みやすい地合いが続くとみる。
ただ、日米物品貿易協定(TAG)では日本に対して為替や自動車関税といった圧力をかけてくるとの見方が燻る。
しかし、実際に圧力をかけてきたとしてもドル円への影響は90年代の時とは異なり既に構造は変化している。
寧ろ、ドル円やクロス円が下落するのであれば買いのチャンスとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
Source: かざみどり

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