EU首脳は英国の離脱期限を10月末まで再延期することで合意。一先ず合意無き離脱へのリスクは回避されたことで市場に安心感が広がった。しかし、問題先送りということからポンドは下落。一方、好調な米経済指標の結果を受け米金利が上昇しドルが全面高となったことでドル円は大幅上昇となった。
昨日の早朝の東京時間にEU臨時首脳会議で英国のEU離脱期限を10月31日に再延期合意の報道が流れた。
しかし、市場は延期を既に織り込んでいたこともありポンドに大きな動きはみられなかったもののドル円は反応。リスク回避の後退により111円台を回復した。
欧州時間に入っても期限延長のニュースに対してポンドやユーロの動きに変化は見られず、膠着状態が続いた。
しかし、NY市場が始まったところで米3月PPIが0.6%と予想の0.3%を上回り、新規失業保険申請件数も予想を下回ったことを受けドル買いが先行。
ユーロやポンドは下落に転じると同時にドル円はじりじりと値を上げ111円70銭付近まで上昇。
NY株式市場は12日からの本格決算発表を控え三指数ともに小幅な動きとなったことも円安を促すなど、この日はドル高円安の動きが強まった。
英国離脱期間延長となったことで一先ず安心感が広がり、市場の注目は再び米中通商協議や米欧、日米貿易交渉、そして米経済や株式市場の動向に集まりそうだ。
ただ、目先は安心感が広がる中でリスクオンの動きが先行しやすく、ドル円クロス円の一段の上昇に繋がるとみる。

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Source: かざみどり

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