米中協議への期待から世界同時株高となったことでリスクオンの円安が進んだ。米経済指標の一部が予想を下回ったことで上値を抑えられる場面も見られたが全般に楽観的なムードが漂う一日となった。
昨日の東京市場では朝方「米中は通商巡り最終合意に近づいている」との報道を市場は好感。ドルやクロス円の買いが先行し日経平均や上海総合指数は上昇。
欧州市場でも株価は堅調な地合いでスタート。米中協議だけではなくこの日発表されたユーロ圏やドイツ、フランスなどのサービス部門PMIがそれぞれ予想を上回った事も好感された。
一方、ポンドはブレグジットを巡り不安定な動きが継続。
メイ首相が離脱日の短期間の再延期をEUに求める考えを示したことや、最大野党のコービン労働党党首と協議することが伝わるとポンドは上昇。しかし、英国3月PMIが予想を下回ったことや、欧州委メンバーから合意無き離脱シナリオの警告などで下落に転じるなど荒っぽい動きが目立った。
NY時間には米3月サービス部門PMIが55.3と予想の54.8を上回った。
一方、ADP雇用統計が12.9万人と予想の17万人を下回った。また、注目の3月ISM非製造業が56.1と予想の58を下回ったことでドルが下落。
しかし、NY株式市場は米中協議への期待から3指数ともに上昇したことでリスクオンの円安がすすみドル円クロス円ともに堅調な地合いを維持。
市場全般にリスクオンムードが漂う中で悪材料には反応しにくい状況が今日も継続するとみてよいだろう。

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Source: かざみどり

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