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中国の製造業PMIが好不況の分岐点となる50を上回った事で市場はリスクオンの動きが強まり日本や中国、そして欧州株価が上昇。また、米ISM製造業景況指数も予想を上回った事でNY株式市場が大幅高となり長期金利も上昇するとドル円は111円ミドル付近まで上昇した。

週明け東京市場では新元号が「令和」と決定。市場全体にお祝い気分が広がる中で中国の3月製造業PMIが50.8と予想の50.0を上回った。好不況の分岐点となる50を上回った事で市場には中国景気減速懸念が後退。市場に安心感が広がると日経平均や上海総合指数が大幅高となった。リスクオンの円安が進みドル円は111円台前半に上昇した。
欧州市場に入ると豪ドル円やユーロ円といったクロス円の売りが強まりドル円は110円台に押し戻された。
NY市場が始まったところで発表された米2月小売売上高が-0.2%と予想の+0.3%を下回るとドル売りが強まりドル円は110円84銭まで下落。しかし、その後発表された米3月ISM製造業景況指数が55.3と予想の54.5を上回るとドルは一転して上昇。
NY株式市場も中国製造業PMIが50を上回った事や米中協議への期待も重なりリスクオンの円安が進んだ。また、米長期金利が2.5%を回復したことでドルも上昇しドル円はこの日の高値となる111円44銭を付けた。
中国の景気減速懸念後退やFRBの利上げ停止により市場はリスクオンの動きが強まり、期初から市場全体に楽観的なムードが広がっている。
市場はパウエル発言で年内利下げをも織り込む勢いで金利が逆イールドとなり景気減速懸念が広がった。しかし、今回の米経済指標は他の主要国と比べて堅調な地合いを示すものだ。
過度な景気減速懸念や金利低下を織り込む格好で売られ過ぎた反動がここにきてみられる。
本日の東京時間には豪州中銀RBAの政策金利発表を控える。
クロス円全般に買いが強まる中で一層の買いを促すきっかけになるか注目。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
Source: かざみどり

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