英議会がメイ首相の離脱案に代わる選択肢投票を行ったが全て過半数には届かず改めてハードブレグジットへの懸念が拡大。ポンド安がクロス円全般を押し下げるとドル高円高の動きが強まった。一方、NY株式市場は米中協議の進展などから堅調な地合いとなったことで円安の動きも強まりドル円は底堅い動きとなった。
昨日の東京市場の早朝にポンドの下げが加速。英議会で8つの示唆的投票の集計結果はいずれの離脱代替案も過半数の支持を得られなかった。メイ首相は承認されれば辞任する考えを表明したものの、説得には至らなかったことで手詰まり感がポンド売りを促した。
また、トルコの信用不安の拡大から日経平均株価が大幅安となりドル円は110円01銭まで下落した。しかし、110円には纏まった買いが観測され上昇に。米長期金利の上昇からドル買いの動きもありユーロやポンドの売りが続いた。
NY市場が始まったところで米10-12月期GDPが予想を下回ったものの市場への影響は限定的となった。また、その後発表された2月住宅販売保留指数も予想を下回り、前月も下方修正されたことから株式市場の売りを誘った。しかし、既に金利が低下していることから今後住宅市場の下支えとなるとの見方もあり為替市場ではドル売りに繋がらなかった。
寧ろ米中閣僚協議の進展を好感し株式市場は三指数ともに堅調な地合いで推移。
米長期金利も下げ止まりから上昇となったことからドル円は110円83銭まで上昇。
今日は週末で月末、そして日本の期末ということから慎重な動きになるか、或いは新たなポジションメイクの動きがみられるか注目される。
欧州ではブレグジットの期限を迎えることでポンドが波乱含みの展開が予想され、各相場に影響を与える可能性もある。
ただ、米国発により各国の緩和姿勢が打ち出され市場全体が落ち着きを取り戻してきたことで円安の流れは継続するとみる。
一方で、市場は米金利引き下げを織り込み始めるなどドルの上値も重いことからドル円は狭いレンジ内での動きが予想される。

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Source: かざみどり

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