FRBのハト派姿勢が示されてから他の国々の緩和姿勢が追随する中で昨日のNY市場で米金利が一層低下。これを受けNY株式市場は一時大きく下落する場面も見られたが最終的に下げも小幅に留まるなど方向感の掴みにくい状況が続く。
昨日の東京市場では前日の海外市場で円安が進んだことを株式市場は好感。また、期末の影響も限定的となりドル円も110円ミドル付近での小幅な動きが続いた。
一方、この日開かれたRBNZ政策会合では今後利下げの可能性が示されたことでNZドルが急落。攣られて豪ドルが売られるなど米国の緩和政策が各国の金利低下を促している。
欧州市場に入ると米長期金利の低下によりドル売りが強まりユーロは上昇。
しかし、ドラギ総裁が「必要であればECBは更に利上げを遅らせることが可能」と発言。また、デギンドス副総裁が「ユーロ圏の成長鈍化は金融不安のリスクを高めている」などの発言を受けユーロは徐々に売りが強まった。
ドル円もドル売りの影響を受け一時110円23銭まで押し戻された。
NY市場では各国金利低下の動きが強まる中で米債券買いが強まり金利は更に低下。
株式市場は景気後退への不安が広がりNYダウは一時200ドル余り下落する場面も見られた。しかし、その後は100ドル近く上昇するなど荒っぽい動きが見られた。
結果的に株式市場は三指数ともに小幅な下落にとどまったことでドル円も狭いレンジ内の動きが続いた。
この日はブレグジットを巡りポンドの荒っぽい動きが目立った。
メイ首相はEU離脱協定案が可決すれば辞任することを表明。この日採決される「示唆的投票」への期待が高まりポンド買いが見られた。
しかし、「示唆的投票」の結果はいずれの離脱代替案も支持を得られなかったことからポンドは急落。今後もブレグジットを巡りポンドは不安定な動きが予想される。
世界的な金融緩和は株式市場にとっては本来好材料であり、最終的にリスクオンの円安地合いは継続。
ただ、緩和姿勢を示す通貨に対しては円買いが進むことからドル円は動きにくい状況は続く。
一方、NZドルや南アランド、トルコリラといった通貨などが投機の対象になりやすい。
今日は南ア中銀の政策会合が開かれるが、一方向に振らされる可能性が高い。
マイナー通貨は流動性が低いことから動きやすく、その反動も出やすいことから短期トレードに徹したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
Source: かざみどり

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