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先週末に大幅安となったNY株式市場は一先ず落ち着きを取り戻した。米長短金利差が逆転したことで広がったリセッション懸念に対する過度な反応も見られなかった。暫く米経済の動向を見極めようと市場は様子見姿勢が強まった。
週明け東京市場は前週末のNY株式市場の急落を受け日経平均株価が大きく下落。上海総合指数も下落に転じるとドル円は一時NYで付けた安値109円75銭を下回る109円71銭まで下落した。
欧州市場ではメイ首相の離脱協定案に対する本採決を巡りポンドが一喜一憂。方向感がみられず上下に振らされる動きが目立った。
また、先週末にNY株価下落のきっかけとなったドイツの経済指標ではこの日発表された3月IFO景況指数が予想を上回ったことからユーロは上昇。市場には安心感が広がりドル円も底堅い動きとなった。
NY市場では先週末に急落した株式の流れを継いで軟調な地合いで始まると円買いで始まったもののその後株価は反発。ドル円やクロス円も上昇。
しかし、その後米長期金利が低下したことで再びドル売りが強まるとドル円は109円75銭まで下落した。
しかし、米短期金利が長期金利以上に低下したことでイールドカーブのスティープ化が進みNYダウはプラスに転じた。
トランプ大統領のロシア疑惑も証拠不十分で罪が認定されなかったことで目先の不透明感は後退。
一先ずNY株式市場は先週のようなパニック状態から落ち着きを取り戻しドル円も目先底値を付けた可能性が高いとみる。
今日のNY時間には米住宅着工件数やケースシラー住宅価格、そして消費者信頼感指数などが発表される。
これらの結果がNY株式市場へどう反応するかで市場のセンチメントが好転したかどうかを見極めたい。

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Source: かざみどり

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