先週末に発表されたユーロ圏PMIが予想以上に悪化したことを受けユーロが急落。FOMCでハト派色を強め米長短金利が一時逆転したことで世界経済減速懸念が一気に広がりドル円は110円を割り込んだ。
先週はFOMCでは年内利上げ見通しをゼロ、バランスシート縮小を9月に終了、そして米経済見通しを引き下げたことでドルは下落に転じた。先週末のNY市場では米長期金利と3カ月物短期金利が一時逆転したことを機にリセッション懸念が拡大。NY株式市場は三指数ともに大幅安となった。また、欧州時間に発表されたユーロ圏3月製造業PMIが景気の分岐点となる50を下回ったことでユーロが急落。欧州景気減速への懸念、そして英国ではブレグジットを巡り合意無き離脱への不透明感が広がる中で、市場はリスクオフによる円買いの動きが強まった。
結果、ドル安と円高が重なりドル円は一時109円75銭まで下落し安値圏での引けとなった。
今週も東京市場ではこのドル安円高の流れを継いだ動きで始まると予想される。
しかし、ここ最近の米国経済指標はまだらではあるものの決して悲観するほどのものではない。寧ろ、NY株式市場は昨年末からの下落前の高値に近づいている。
FOMCの動きは3か月余り遅れての対策のように見える。今後も株価の上昇が止まらないようなら再びFRBは引き締めに転じる必要に迫られる可能性もある。
先週末のマーケットの動きは利下げまで織り込むような過剰反応とも言える。
3月は日本の期末月で今週はその最終週となるため動きにくく、既にポジションは軽い状況とみられる。
過度な反応はいずれその反動が出るもので、チャンスを見逃さないようにしたい。
今週は米国や欧州などの重要な経済指標が発表される。その結果を受けた株式市場のセンチメントを見極めたうえで改めてポジションを仕込みたい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
Source: かざみどり

スポンサーリンク
おすすめの記事