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注目されたFOMC会合では予想以上にハト派色が強くドルは全面安。市場では利上げは事実上終了したとの見方が広がり米長期金利は急低下。一方米国株式市場のダウは下げ幅を縮小したものの円高ドル安でドル円は大きく下落して引けている。
東京市場ではFOMC会合を控え慎重な始まりとなったが21日祝日を前にポジション調整のドル買い円売りの動きも見られた。
欧州市場では英国のEU離脱期限延期を巡り不透明感が広がる中でポンドは上値の重い展開で始まった。しかし、FOMCを控えていることもあり全般に緩慢な値動きが続いた。
注目のFOMC会合では政策金利は予想通り2.25%から2.5%を据え置き。
声明文では「米経済活動の拡大は昨年第4四半期の堅調なペースから減速した」「先行きの政策金利の調整には慎重姿勢を維持し利上げを我慢できる」とした。
金利見通しは年内利上げ回数の中央値が従来の2回からゼロ回になった。また、バランスシートの縮小については5月からペースを減速し9月に終了すると表明。19年成長率も従来の2.3%から2.1%に引き下げられた。
市場の予想を上回るハト派色が強かったことでドルは全面安。市場では事実上利上げは終了したとの見方も広がり米長期金利は2.52%と約1年2か月ぶりの低水準となった。
パウエルFRB議長は「9月以降のデータによると成長は予想以上に減速」「欧州や中国では成長が鈍化」「英国のEU離脱問題はリスク」など悲観的な見方を示したこともありNYダウは大きく下落して引けた。
緩和姿勢は株価にとって好材料ではあるが景気見通しへの不安が上値を抑えた格好だ。
結果的にドル安と円高が進みドル円は111円ミドルから110円ミドルまで1円余り下落。
ただ、他の主要通貨も対ドルで買いが進んだことでポンド円以外のクロス円に変化は見られなかった。
日本が祝日のため市場の流動性が低下する中でのドル売りとなったことから、欧米市場ではその反動が最終的に入るとみている。
ただ、最初はドル安の流れが継続する可能性もあり余り突っ込み過ぎて底値近辺の売りには注意したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
Source: かざみどり

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