未明に英国が合意無きEU離脱回避が可決されたことから市場には一先ず安心感が広がった。次は期限延期採決も可決されるとみられるがEUとの協議は今後も難航する可能性もあり予断を許さない状況に変わりはない。
昨日の東京市場はこの日の未明に合意無き離脱が回避されたことから日経平均株価は上昇して始まった。しかし、中国の鉱工業生産が10年ぶりの低水準になったことで中国景気減速懸念が広がると株価も低下。企業の期末決算に向けた利益確定の売りも重なり結局小幅マイナスで終了。しかし、ドル円はハードブレグジットが回避されたことから安心感が広がり111円前半からミドル付近まで上昇。クロス円も全般に底堅さを維持した。
欧州市場ではブレグジットに関する英国内外からの発言が相次ぎ、ポンドは短期筋中心の荒っぽい動きが目立ったが最終的に利食い売りに押された格好となった。
NY市場では離脱協定案を議会で承認することを条件に離脱期限を6月末まで延期することを賛成多数で可決した。しかし、市場は既にこの結果を織り込んでいたことから反応は限定的となった。
この日発表された米1月新築住宅販売件数は-6.9%と予想の-0.6%を大きく下回った。また、米中首脳会談が4月に延期されたことから通商協議への懸念が高まったものの市場の反応は限定的となった。それだけ市場の悲観的なセンチメントは改善されているということだろう。
結局株式市場は三指数ともに様子見となり小幅な動きにとどまった。
市場が安定したことからリスクオンの動きが強まりドル円はこの日の高値となる111円82銭まで上昇。
本日は日銀政策会合で更なる緩和姿勢が示される可能性もあり、そうなれば円売りの動きが一層強まる可能性が高い。

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Source: かざみどり

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