修正案が否決されこの日行われた「合意無し離脱」の採決は否決されたことでポンドが上昇。これを受け欧米株式市場が上昇しリスクオンの円安と同時にドル売りの動きも強まったことでドル円は狭いレンジ内での動きが続いている。
昨日の東京市場では未明に行われた英国議会での離脱修正案採決が否決されたことを受け日経平均株価や上海総合指数が下落。ドル円も上値の重い展開が続いた。
しかし、欧州市場に入るとポンドがじりじりと上昇。この日行われる合意無し離脱採決に対して否決されるとの楽観的な見方が広がった。
ユーロもこの日発表されたユーロ圏1月鉱工業生産が予想を上回ったことから上昇。クロス円の買いも入りドル円は底堅い動きをキープ。
NY市場が始まったところで発表された米2月PPIや耐久財受注などが予想を下回ったものの為替への影響は限定的となった。
一方、経済低迷はFRBの利上げ見送りとの見方から株式市場は堅調な地合いでスタート。トランプ大統領がボーイング737に対して運航停止を命令したことが伝わるとダウが下落する場面も見られたが結局三指数ともに大きく上昇。
しかし、トランプ大統領は「中国との貿易合意を急がず」との発言で米中通商協議への懸念が高まりドルが下落。ドル円は下落したものの111円手前で下げ止まった。株価の上昇による円安がドル円の下支えとなった。
NY市場の引けにかけて英国議会が僅差で「合意無し離脱」が否決されたことが伝わるとポンド買いが更に強まりクロス円全般を引き上げた。
英国議会は本日離脱延期の採決が行われるが、注目はその期間に集まる。
今回の合意無し離脱の否決は4票差という僅差から一枚岩ではないことを伺わせるもので、今後も不透明感が漂う。
ただ、市場全体を見ると米中貿易協議はほぼ予定通りに進行しており世界的な株式市場も安定し始めている。
相対的にみて米国経済の底堅さが市場のけん引役となっている。
今日発表の米新築住宅販売などの結果から株価押し上げ要因となればドル円クロス円を押し上げる可能性が高い。

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Source: かざみどり

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