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前日は米長期金利が低下しドル安が進んだが昨日は一転。米長期金利が反発しポンド以外の主要通貨に対してドルは全面高。特に材料はなくポジション調整を中心とした動きが相場をけん引している。
昨日の東京市場では前日のパウエル議長議会証言で利上げ見送り観測が改めて確認されたことから日本と中国株価が堅調な地合いで始まった。また、この日スタートの米朝首脳会談への期待もありリスクオンの動きも見られた。しかし、ポンドは前日に引き続き合意無き離脱懸念の後退などから上昇して始まるとドル売りが先行。ドル円は110円36銭まで下落した。しかし、米中通商協議の進展やブレグジット期待などを背景としたリスクオンの流れから円安が進行。ポンド円を中心にクロス円の買いが強まる中でクロス円は上昇。ドル円も下げ止まりから上昇に転じた。しかし、アジア時間から豪ドルやNZドルが対ドルだけではなく対円で下落が進んだことでドル円の上値も抑えられた。
NY市場が始まると一転。米長期金利が上昇に転じるとドル全面高の様相となるなかでドル円は111円台を回復。また、前日に引き続きNY株式市場が三指数ともに小幅な動きにとどまったことで安心感が広がり円安の動きも見られた。
米朝首脳会談による朝鮮半島非核化に向けた動きは本来地政学的リスクの後退に繋がるもので、本日何らかの進展がみられるようなら一時的に円安に反応するとみる。
一方で、ライトハイザーUSTR代表は来月にも日米通商交渉を開始し、為替に関して話し合うことを示唆。また、コーエン氏の議会証言などからのロシア疑惑問題、そしてメキシコの壁に対する非常事態宣言無効を議会が可決するなど、波乱要因も燻る。
市場は暫く様子見姿勢が続く中で各国通貨ごとのクロス円に注目したい。

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Source: かざみどり

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